今日は朝から、晴れているのに雨が降ったりやんだりする変な天気。そのせいでとにかく蒸し暑い。
朝食は今日も遅めにレストランへ。相変わらずホテルの前には大型バスが何台も乗り付けていて、ロビーには大量の中華系のゲスト。落ち着いてゆっくりという感じでもないので、さっさと食べて部屋に。
今日は移動日。のんびりとパッキングをして、チェックアウトまではダラダラして時間調整。
ベランダで景色を眺めながらビールでも、と思ってベランダに出てみたものの、とにかく蒸し暑いのと、ホテルの裏手で工事をしている騒音がすごくて、結局、部屋でベッドに転がりながら読書。
今日の移動は、あらかじめ12時で手配済み。ちょっと早めの11時40分にチェックアウトしたところ、お迎えの車も早めに来てくれていたので、そのまま早めに出発です。
カロンビーチを北上して、ひと山超えてパトンへ。そのままパトンビーチ沿いを通過してカマラをへて、最終目的地スリンビーチに到着。そして今日のお宿はマナタイ(MANATHAI)ホテル。
場所はベンヤダロッジの先、Twin palmsの手前。ホテルを入るとすぐにレセプションのデスクがあって、高い天井のロビーの奥はバーになっています。アンティークな感じの内装は高級感があって悪くないですがちょっとゴチャゴチャした感じ。
チェックインして部屋へ向かいます。
泊まる部屋はスタジオスイート。マナタイホテルはラナイウィング(LANAI WING)とスイートウィング(SUITE WING)に分かれていて、スタジオスイートがあるのはスイートウィングの方。部屋はプール沿いに並んでいて、スタジオスイートは階段を上った2階。ちなみに1階はプールスイート。
部屋はホームページで見たスタジオスイートの写真のまんまで、ぜんぜん悪くないんですが、なにか一つ惜しい感じがするのはなぜでしょう。なんというか、とってもいいハードなのに手入れが追いついていないというか、生かしきれてないというか。
ベランダには三角枕Lサイズ。眺めはプールビュー。ただ、プールはというと、昼過ぎというのにビーチチェアにはカバーが掛かったままで開店休業中。
お昼は軽く済ませることにして、カタの7/11で買っておいたカップラーメン。お湯を沸かそうとしたら、電気ケトルが使いっぱなしで洗ってない感があって、ここでもさらに減点って感じ。
クリーミートムヤム味の麺は最高!やっぱタイで食べるとカップ麺もおいしい気がする。
食後はホテル内探検。写真はスイートウィングのプールサイドにあるプールバー。
ホテルのロビーを奥に進んでバーの右へ進むと、右手にインターネットルーム。さらに進むと左側に朝食用のレストラン。そしてさらに進むとラナイウィング。
写真はラナイウィングのプール。こちらのプールも開店休業状態。プールを挟んで客室が並んでいて 、奥の突き当たりがスパ。
さて次は、外へ。
ホテルを出て車道を渡るとビーチへと道が続いています。 機嫌のいい時は警備員の人が安全確認をして渡らせてくれます。
左の写真の道を進むと、そこはスリンビーチです。
パトン、カタと比べて、スリンは何となくおしゃれです。ビーチ沿いのお店もそうだし、ビーチチェアとかパラソルも。
小さいビーチなので、一通り端から端まで歩いてもすぐの距離。パトンともカタとも違うスリン独特の雰囲気が心地よい。
駐車場のところには屋台も。
一通り歩いたら、いったん部屋に戻って作戦会議。さっきの散歩で満足したのもあって、この後は海には行かず部屋でゴロゴロして過ごすことに決定。
DVDの映画を1本見て、そろそろ日も沈みそうな時間。やっぱりじっとしてられなくて再びビーチへ散歩に出かけてみます。
空が曇っていて夕日は見れそうにないですが、オレンジ色に色づいた遠くの水平線を見ているだけでも、じゅうぶん心が洗われます。
ビーチの一角に椅子やテーブルが並べられていて、飾り付けなんかもされていたので、なにかパーティーでもあるのかなぁ?と思っていたら、象に乗って花嫁登場!
ビーチのお店でカクテルを飲みながら結婚式を見学。象から降りるのがちょっと大変そうだったけど、タイっぽくていいですね。セレモニーの間、象がそそうをしないかがとっても気になってしまいました。
ちなみにこの飲み物は、マイタイとフローズンダイキリ。ハッピーアワーでひとつ99B。
ちょっと時間は早いけど、このまま夕食に突入します。今日は軽めにピザでも食べようかなと、前回来た時にたまたま入って大正解だったTWIN BROTHERSへ。一日おきにイタリアンな気もするけど、まあいいか。
ビーチ側の席に着いてまずはデカンタでワインを注文。ピザだけでいいかなと思ったけれど、ついつい生ハム盛り合わせも注文。相変わらずピザはおいしい!店のたたずまいからして、そんなに本格的なピザが出てくる感じではないすが。
食後は買い出しに7/11へ。徒歩10分ぐらいのところにPLAZAというショッピングビルがあって、その途中に7/11があったはずなので、真っ暗な道を歩き出してみたものの、7/11が見当たりません。どうやら無くなってしまったみたい。
でも大丈夫。かわりにTESCO Lotusができていたいので、そこで買い物。品揃えも充実で7/11よりも便利かも。もう少し近いと助かるんだけどね。
トニックウォーターが品切れだったので氷と生マナーオを購入。向かい側にも小さいお店があって、そこでトニックウォーターのみ購入(TESCO Lotusより高い!)。
暗~い道を歩いて帰ってシャワーで汗と虫除けを落としたら、冷房の効いた部屋で2次会。生マナーオのジントニックはうまい!
朝、水が出ない。蛇口をひねっても何の反応も無し。やばい。
これはスリンのせいなのか、このホテルのせいなのか、この部屋のせいなのか...
しばらくするとゴボゴボゴボという音とともに水は出るようになったものの、黄色く濁った水がしばらく続いて、やっと透明になったかなと思うと、またゴボゴボゴボ...最終的に水はちゃんと出るようになったのですが、ちょっと心配。
そして外はというと朝からスコールのような激しい雨。大丈夫か?スリン!
雨が小振りになるのを見計らって朝食へ。
雨のせいでチョー蒸し暑い。先客は欧米系とアジア系のカップルが一組ずつのみ。
料理の種類は普通。
しばらくすると雨も上がって太陽が!昨日は開店休業中だったプールもパラソルを開いて準備をしているところを見ると、この後きっと晴れるのでしょう。
さて、グズグズしてはいられません。ちゃちゃっと準備をして、いざスリンビーチへ。
相変わらずスリンの海は男の海、でっかい波が次から次へと押し寄せてきますが、前回来た時ほどでもない。カタの方が激しかったかも。
ビーチにはマナタイのゲスト用のエリアがあって、タオルもそこで借りられるので部屋のタオルを持って行く必要はありません。係のお兄さんに声をかけると「マナタイに泊まってるのか?」と聞かれるのでイエスと答えると、タオルとビーチチェアを準備してくれます。ここのビーチチェアは籐でできていて、背もたれの調整はできないものの、この絶妙なカーブが意外と快適。
時間が経つにつれ、空はどんどん青空に。
暑い!でもまさに「これぞプーケット!」な気分。
いつものごとく散歩に出て、駐車場の屋台でガイヤーンを衝動買い。モクモクと煙を上げながら焼いているので、いい香りがするんだなこれが。片言の英語をしゃべるおじさんがいて、注文はそのおじさんが聞いてくれるのだけど、ガイヤーンを買ってお金を渡したら、いったん自分のポケットに入れて、違うところから出した紙幣をガイヤーンを焼いているおばちゃんに手渡していたところを見ると、このおじさんは英語でオーダーをとるだけで中間マージンを得ているということか。
チャンビールも2本注文したら、2本で120Bというので「高いからいらな~い」と答えたら「じゃあ1本30B」とのこと。一声で半額。
ガイヤーンは、お持ち帰り用にたれの小袋付き。箸も貰えば良かった。手がべたべたになったけど美味しい!ビールのビニール袋に氷をどっさり入れてくれたので、ビールも冷え冷え。おじさん、気が利くなぁ。
しばらくしてから正式なランチへ。(なんだか食べてばっかりのようにお感じでしょうが、何にもしていないので旅行記的には数行ですが、それなりに時間はたっているのですよ。)ビーチのレストランでバーミーナーム。
そのまま食べてもおいしいですが、いつもの調味料セットで味を整えると、グッと味が締まってさらにおいしい。(写真の色がやばいのは、ビーチパラソル越しの光のせいです)
食後は再びビーチでトロトロにとろけて、波と太陽と砂浜を存分に満喫したところで今日は撤収。ホテルに帰って、プールでちょっと遊んでから部屋に戻って一休み。今日もよく遊びました。シャワーを浴びてすっきりしたら、ベッドの上でゴロゴロしながらDVDで映画鑑賞。
さて、今日のディナーは、前回に泊まったベンヤダロッジのレストラン「The Terrace Restaurant」へ。
ベンヤダロッジの一階、通りに面したレストランはライトアップされていて、いい雰囲気。客層は欧米系カップル数組と他には女子会風4人組とか。
テラスの席に着いて、注文しようかなと思ったら、忙しくて人が足りてないらしく、なかなかスタッフが捕まりません。もちろん厨房には何人もいるのでしょうが、店内でオーダーを取ったり料理を運んでいるのは一人のみ。そしてその一人は、前回来たときにたどたどしく働いていた新人君ではないですか。今では一人で店を切り盛りするぐらいに成長したかと思うと、目頭が熱くなります。
やっと料理とワインを注文。運ばれてきたワインを元新人君が手際よく開けるのを見てまた感動。前回彼はまだワインをちゃんと開けられなかったのです。「3年前の新人の頃を覚えているよ」と話しかけたら「僕も覚えてたけど忙しくて話しかけられなかったよ」と社交辞令でもうれしい返事。あのとき一緒だった他の新人も仕事を教えてくれていた先輩も今は辞めてしまって、あの頃から残ってるのは自分だけとのこと。
だいぶ待ってようやく運ばれてきた料理は、左がロックロブスターのリゾット(380B)、右がサーモンのバジルクリームソース(380B)。
ロックロブスターは小降りで食べごたえはないけれど味はばっちり。リゾットの食感もちょうどいい。サーモンはソースが抜群。下に敷かれているほうれん草も地味においしい。
とにかく人手が足りてなくて、お店は(というかスタッフの彼は)てんやわんやの状態なんですが、奥の席のカップルは、かわいそうなくらいにぜんぜん料理が出てこないけれど、楽しそうにおしゃべりしてるし、後ろの席のちょっとドレスアップした4人組のお姉様たちは、Sex And The Cityばりに大盛り上がりだし。
とにかくみんなが遠くのアジアのリゾートをそれぞれにとっても楽しんでいる感じがして心地よい。
ゆっくり食事を楽しんで、めずらしくデザートを注文。キャラメルカスタード(130B)とバナナスピリット(130B)。
成長した彼に別れを告げてホテルへ帰って、いつものジントニックでちょっと飲み直して、今日は終了。