今年も去年に引き続き定宿(じょうやど)探しの旅です。ひとつはカロンビーチの南端のカロンビーチホテル。カロンではめずらしいオンザビーチのホテルです。もうひとつはカローナトロピカル。ネットのオススメホテルを参考にして決めました。
当初はこの2軒だけのつもりだったのですが、去年泊まったエヴァソンから「クレームのお詫びに2泊無料で招待する」とメールを貰ったので、10泊11日、ホテル3軒をハシゴする旅となりました。
いつものように早朝家を出ていつもの駐車場に車を預けて、順調に成田着。
チェックインして9時半に搭乗手続き開始。今日の飛行機は空いていて窓側の3席を二人で使えました。後ろを見ると真ん中の4人掛けに一人で寝ている人もいます。
3時10分、定刻通りプーケットに到着。直行便はラクチンラクチン。荷物が出てくるところに日本語のフリーペーパーがあるのですかさずゲット。プーケットguideにはいろんな料理や注文の仕方なんかが載っていて、とっても役に立ちます。プーケットウォークも忘れずに。
早速空港で両替を済ませて(10,000円ー>3481バーツ)旅行会社のお迎えに合流。まずはエヴァソンに向かうのですが、エヴァソンの周りの徒歩圏には何も無い、という去年の教訓を生かして、途中でローカルのスーパーに寄ってもらってビアチャンを大量に確保。ホテルに到着してチェックインな訳ですが、3泊するうち2泊はエヴァソンの招待です。さすがに2泊だとボン島にも1回しか行けないので、自分で1泊追加して予約しました。
今回泊まる部屋は前回と同じメインビルの2Fなんですが、去年の部屋は窓からかろうじて海らしきものが見えるという感じで、どちらかというと「庭のクジャクビュー」でしたが、今年の部屋はベランダから海が一望できるシービューです。
部屋の様子は変わらずおしゃれ。白壁に濃い木目の家具とオレンジ系のカーテンやクッションがアクセントになっています。
もうエバソンも2回目なのでホテル探検も無しにして、部屋でうだうだした後、さて今日の夕食はどうしようかということになって、ホテルの案内を見てびっくりです。 タイ料理のレストランがあるじゃないですか。やればできるじゃないですか。去年クレームしたかいがあったってもんですよ。ということで今日はホテルのタイ料理、Into Thaiへ。
場所は去年のUnder the tree...レストランと同じですがメニューがしっかりタイ料理になっています。
値段が高めなのはホテルのレストランだからしょうがないとして、エヴァソンでトムカーガイが食べられるのが嬉しい。でも味は、う~ん普通。
タイの踊りもあったりして、お洒落だけじゃなくてちゃんとタイの要素を入れてきたということでしょうか。なかなかやるじゃないですか。
食後は部屋に戻ってマッタリしましょう。
シャワーを浴びてスッキリしたら、しばしゴロゴロして、明日からの計画やら何やらの作戦会議。
フルーツでも食べようかと、部屋にあったウェルカムフルーツをいただきます。マンゴーとかあるのはうれしい。あと、緑のごつごつしたのは何だろう?
ホテルからの招待の2泊には朝食が付いていません。もちろん実費でホテルの朝食をとることもできますが、今回の滞在では日本からカップのスープパスタなんかを持参して、部屋の窓から海を眺めつつ軽ーい朝食です。これはこれで楽しい。
朝食の後、9時の船で早速ボン島へ。今日の天気は最高。
朝一の船だったので島には一緒の船で来た人達しかいません。
スノーケリングセットを借りていざ海へ。この日は風もなく海も穏やかで、腰位の深さでもいろんな魚がいっぱい見れます。
相変わらず黄色と黒のあいつが山ほどいるので、パンの耳なんて持って水に入ると大変なことになるので注意です。
午前中を海へ入ったり本を読んだりして過ごして、ランチは島のレストランで。グリルビーフのオープンサンドイッチと焼そばを注文。
しかーし!相変わらずと言うかなんというか、オープンサンドイッチは驚くほど不味かったです。プーケットで食べた不味いものランキングの間違いなく1位です。(ちなみに2位は去年エバソンで食べたパスタ)
午後になって中華系の団体さんが海で大騒ぎして、午前中の静けさがウソのようです。ビーチでゆっくりくつろげそうにもなくなったので、食後の運動にと卓球で一汗のつもりが、一汗どころか120汗ぐらいかきました。炎天下は卓球のやり過ぎには注意です。そんなこんなで3時半の船でホテルに。
さて今日の夕食はプーケットウォークに出ていたラワイビーチのレストラン「サーラローイ」に行くことにして、ホテルでタクシーの手配をたのんだところ片道300バーツとのこと。「えー!すぐそこなのに300バーツかよー」と愚痴っていたら「そこよりいいレストランがあるよ。そこなら往復で300バーツだよ」って言われるがままレストランを変更。ちょっと怪しげなオファーで不安ではありますが、さすがにホテルで怪しいレストランを紹介したりしないですよね。ね?
ホテルのベンツでサーラローイを通り過ぎて少し走って、思いのほかローカル色バッチリでいい雰囲気のレストラン、Baan Had Rawaiレストランに到着。
店内はわりと地元っぽい人が多くて期待大です。空港で手に入れたプーケットguideを見ながら指差しオーダー。クン・パッポンカリー(95B),プラームック・カイ・ヤーン(ワタ入りイカの炭火焼。80B),ホーイワーン・パッ・ピッパオ(ハマグリの辛味炒め。60B)、それにシンハー(45B)×3、ピナコラーダ(100B)、しめて580B。
どれもタイに来たー!と実感できる味で、安くて旨くて大満足。店員の感じも良くて、Baan Had Rawaiレストラン、おすすめです。
お店の娘は日本語を勉強したいらしく、指差し会話集を貸してあげたら、日本語の発音を確かめて一生懸命メモってました。
食後、ホテルに電話してもらって迎えを呼んで、ホテルに帰る途中、ホテルの前の空き地で市場が開いていてたので運転手さんに「もうホテルの前なのであとは歩いて帰るよ」と言ったのですが、ホテルのツアーデスクまで一緒に帰らないとだめなんだよとのことなので、少し運転手さんに待っていてもらって市場を散策。
雑貨から服や下着やら何でも売ってます。食べ物の屋台も出ていて、おいしそうなものも沢山ありましたが、さすがに夕食を食べてすぐなので、デザートに5バーツでワッフルだけ買って食べました。おいしかったです。
その後、車に戻ってホテルへ帰ったんですが、ここでちょっと失敗したことに気づきました。ホテルのツアーデスクで帰りの分のタクシー代を請求されたので「往復で300Bって言ったじゃん」と確認したところ、「帰りはレストランに言えばレストランの車で送ってくれるところを、ホテルに電話してタクシーを呼んだから」と言われてしまいました。なるほどそういうことだったのね、と思っても後の祭りです。きっと最初に説明してくれていたんでしょうが、私の英語力が追い付かず、といことで300バーツきっちり払わさせていただきました。食事代が580Bでタクシー往復が600B。微妙なところですがホテルのレストランで食べるよりはこれでも安くておいしいし、市場ものぞけて楽しかったので良しとしましょう。帰りの300Bは授業料ということで。
昨日と同じく部屋で朝のコーヒーの後、テレビでタイ語で喋るハイジを見ながらスープパスタで朝食。
今日も9時の船でボン島へ。昨日ほどではないけど今日もいい天気ですが、ちょっと風があります。風向きのせいか波打ち際にゴミがぷかぷか。今日は昨日の教訓を生かして、島のレストランで食事をしなくていいように、お菓子を多めに持ってきました。
最初の本を一気に読み終わったらハンモックでゆらゆらして、小腹がすいたらチャンビールを飲みつつプリングルスで昼食代わり。今日は人も少なくノンビリしてて快適です。
昨日は一日ボン島だったので、今日は早めにホテルに戻ってGarden Poolへ。こっちも人は少なく貸し切り状態です。
ビーチチェアで次の本を読み始めて、ピナコラーダとスクリュードライバーを注文。相変わら飲みものの味も今一。うーん、なぜでしょう。接客は去年よりよくなった気がするだけにちょっと残念。今日は早めに部屋に戻って今夜のディナーの計画を練ることにしました。
部屋からダイヤルアップネットにつないで去年行ったDon's Cafeの ホームページを見てみると、新しいレストランがオープンしていて帰りは送ってくれるようなことが書いてあったので、今日のディナーはDon's Cafeに決定。念のためエバソンまでは無料で送ってくれるのか直接Don's Cafeに電話してみたところ、エバソンだったら帰りだけじゃなくて無料で迎えに行ってもいいよ、とのことでロビーで待っていたところ10分もしないでお迎えが到着しました。
さてDon's Cafeについてびっくり、去年のおんぼろレストランの面影はなく、立派なレストランになっておりました。店に入るとDonが席に案内してくれます。
メニューが多くて迷ったあげく、生ハムメロンとヤムウンセン(辛いのOK)と定番のポークリブを注文。それとカールスバーグの生ビールをピッチャーで。
生ハムメロンのハムはまあまあだったけどメロンが今一。ヤムウンセンは素朴な味でグッド。ポークリブは相変わらず、ケチャップととんかつソースを混ぜただけのようなチープな味わいがうまい。ピナコラーダとビアチャンを追加オーダー。デザートにアップルパイと三色アイスを注文。よく食う。
三色アイスはバニラ、チョコ、レモンを頼んだけどレモンはどうみてもマナーオ味でした。今日の教訓はタイでピッチャーのビールは頼んではいけない、です。あっという間にぬるくなりますから。
今日はしめて750バーツ。レストランの車でホテルに送ってもらうんですが、特に運転手専門の人がいるわけではなく、裏方で手の空いている人が運転手をするようで、いかにもタイっぽい。今日は往復タダで済んだので昨日の失敗はこれでチャラかな。