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2019年2月
三日目
今朝は曇り。そして寒い。
Italy Palermo HOTEL GARIBALDI
今日の朝食は甘パンではないバージョン。
モッツァレラチーズがうれしい。
今日はルッジェーロセッティモ通りを南下して、まずはマッシモ劇場を目指します。
朝方は曇っていた空も今は快晴。ホテルガリバルディからマッシモ劇場までは650m、10分かからず到着。
マッシモ劇場と言えばゴッドファーザーで有名なあれですね。
Italy Palermo Teatro Massimo
ホームページには9時にオープンと書いてあったので、それに合わせて9時にホテルを出発したのに、今のところ開く気配は無し。
入り口の看板を見てみるとオープンは9時半と書いてある。うむ。前の広場の石のベンチに座って開くのを待ちますか。ただ、この石のベンチが超冷たい。
そして9時半になっても開かない。まあまあ日本みたいに時間ぴったりに事が進むとは思ってないので、今も体温を奪い続ける石のベンチでもう少し待ちましょう。
とは言うものの、9時40分になっても開く気配もなく、このままでは全ての体温を奪われてしまいそうだったので、予定を変更してマッシモ劇場の後で行くつもりだった考古学博物館へ先に行ってきます。
Italy Palermo Museo Archeologico Regionale
ここから考古学博物館までは歩いてすぐ。マッシモ劇場前の路地を入って200mほど。
中に入るとショップがあるので、チケットはそこで買います。
Italy Palermo Museo Archeologico Regionale
考古学博物館なので当たり前ですが、遺跡系の展示が盛りだくさん。
思ってたより見応えあり。
Italy Palermo Museo Archeologico Regionale
Italy Palermo Museo Archeologico Regionale
Italy Palermo Museo Archeologico Regionale
11時過ぎになってマッシモ劇場に戻ると、おー、さすがに開いてる。
Italy Palermo Teatro Massimo
正面左側の入り口を入るとガイドツアーの受付があります。カウンターのスタッフにツアーに参加したいと告げると、じゃあ今すぐこっちへと、あれよあれよとガイドツアーに参加。チケットは?と聞くと帰りでいいから、とのことで英語・イタリア語混載ツアーがスタート。メンバーはイタリア人とそれ以外で半々ぐらい。
Italy Palermo Teatro Massimo
まずはガイドさんが「イタリア語のわかる人はこっちー。それ以外はこっちー」みたいな感じで分けられて、前半はイタリア語の説明。それが終わると同じ内容を英語で説明、と言う段取り。
今日は、なにか演劇のリハーサル中。
Italy Palermo Teatro Massimo
Italy Palermo Teatro Massimo
ステージ正面の偉い人の席。見やすいだけで無く音響的にも一番いい席だそう。
その後、残響がすごいドーム状の部屋を見学。話し声がロングリバーブにかき消されるので、近くで喋ってる人の声しか聞き取れなくなって秘密の会話も安心、というための部屋だそうです。ツアーはこれで終了。我が家以外の皆さんは、出口に向かって出て行きますが、我が家はだけはチケット代をまだ払ってないので、入り口に戻って料金のお支払い。
有名なあの階段からの景色。
Italy Palermo Teatro Massimo
時間はそろそろお昼。一旦ホテルに帰ります。途中、ローマ通り沿いにあるデパート、リナシャンテに寄ってみますが特に買うものは無し。
一番上の階からは、サン・ドメニコ教会前の塔の先端が目の前に見えます。
Italy Palermo San Domenico
ホテルのすぐ近くにシクラメンテというTシャツ屋さんがあるのでこちらにも寄ってみました。日本の旅番組でも取り上げられる有名店ですが、思ったほどの品揃えがなくこちらも買い物無し。店員さんは親切で「これはシチリア語で書かれたフレーズなんだ」と言って、英語に訳して教えてくれます。
Italy Palermo ke Palle arancino
さて、今日のランチは軽めで行くことにして、ホテルの並びにあるke Palleでアランチーニを買いましょう。アランチーニは日本で言うところのライスコロッケってやつですね。で、美味しいと評判のke Palleがホテルのすぐ近くにあるのもうれしい。
種類がいっぱいあって絶対迷うと思ったので、事前にホームページでメニューを見て、決め打ちで買いに行きました。
ちなみに、Ke PalleのページにはARANCINOでもARANCINIでもなく、ARANCINEと綴ってあって、地方によって呼び方が違うらしいです。
ほうれん草とモッツァレラ(€2)とカレー味(€3)、それにポテトフライ(€2)を注文。作り置きはしないそうで、ポテトが揚がるまでの間、店員さんと雑談。こちらが日本人だとわかると寿司好きだと言いながら紙とペンを取り出してきて「NIGIRI」と書いて、これはなんと読む?と聞かれたので「にぎり」と答えると「にじり」と思ってたとのこと。
Italy Palermo ke Palle arancino
持ち帰りで注文したら、こんなに丁寧に包んでくれました。昭和の酔っ払いのお土産みたいです。
後から気づいたのですが、街を歩いているとこういう包み方をしたのを持って歩いている人をちょくちょく見かけたので、パレルモでは普通の包み方のようです。
Italy Palermo ke Palle arancino
中身はこんな感じ。カレー味の方はパイ生地みたいなのに包まれてます。
写真では分かりにくいですが、思ってたより大きくて一つでお腹いっぱいです。
そしてサイドメニューのフライドポテトもおいしい。
Italy Palermo ke Palle arancino
昨日部屋飲み用に買ったおじさんビールとミニボトルのプロセッコを開けて、カルフールで買ったオリーブのミストをつまんで、部屋食も楽しい。
オリーブはちょっとしょっぱい。
角部屋の両方の窓を開けると開放的で気持ちいいのですが、今日はちょっと肌寒い。北向きの窓だけ開けて遠くの山を眺めながらのランチです。
食後は部屋で一休みして、今度は新市街側のカルフールに行ってみます。どんだけカルフール好きやねん、と言われそうですが、この辺で大きめのスーパーというとカルフールになってしまうんです。
いや、好きなんです。横浜町田インター近くのカルフールが撤退した時はちょっとショックでした。
品揃えが変わるわけでもないので、消費した部屋飲みビールとスプマンテを補充してホテルに戻りますが、ここが一番ホテルに近いかも。今度からはここでいいや。
Italy Palermo ANTICA BIRRERIA
さて今日の夜は、Morettiをタップで飲めるビッレリアに行ってみます。
場所は、ホテルガリバルディからみてカステルヌオーヴォ広場の裏手あたり。ちょうどその辺りが工事中になっていて見つけるのに苦労しました。
Italy Palermo ANTICA BIRRERIA
入り口はこんな感じですが奥は結構広いです。
入り口寄りの席に着いて、まずはとりあえずビール。
Italy Palermo ANTICA BIRRERIA
Moretti Baffo D'oro 400ml €5と、白ビール、Moretti Blanca 200ml €2.5。
Baffo D'oroは見た目より意外と苦味は少なめ。
白ビールもそんなに白白しくなく、どちらも飲みやすい。いくらでも飲めそう。
Italy Palermo ANTICA BIRRERIA
チェリートマトとブッファーラのピザ(€7)。写真で見るよりでかいです。やっぱイタリアで食べるピザは美味しい。
Italy Palermo ANTICA BIRRERIA
昨日に引き続き、シチリア名物のイワシのパスタ、パスタコンサルデ(€6)。
昨日のと比べるとイワシのフレッシュ感はないけれど、家庭料理っぽい味わいでこちらも美味しい。
この後、ビールを追加。Moretti Bionda 200ml €4。
さっきのBaffo D'oroより濃い味わい。
今日のお勘定は〆て€30。お手頃でした。
さっ、ホテルに帰って寝よ。
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