タイ航空で成田からプーケットに行く場合、行きが朝便で帰りが深夜便になるわけですが、ノンビリ派(というか時間の使い方がへた)の我が家としては最終日が落ち着かない。結局、部屋でゴロゴロ過ごしたり、早めに空港に着いて時間をつぶしたりして、あんまり有意義に過ごせません。
羽田からの場合、行きが深夜便で帰りが昼便になるわけですが、会社終わりで空港に向かう時間も気力もないので、結局出発の日の昼間は家でゴロゴロして夜になるのを待つ事になります。
というわけで、今回は行きが成田で帰りが羽田の航空券を手配。これなら行きも帰りも同日着です。 行きと帰りで空港が違うと車で出掛けるわけにもいかないので 、行きはYCATからリムジンバスで成田へ。連休二日目ですが大きな渋滞も無く順調に走って成田空港第一ターミナル南ウィングに到着。飛行機の時間は11時。ちょっと早めに着いたけれど8時半にはタイ航空のチェックインカウンターがオープン。連休の割に空港内は思ったほど混んでないかな。
TG641は定刻で出発。シートベルトのサインが消えると間もなく飲み物のサービス。
空港で朝からビールを飲みまくっていたので、ここではジントニックを注文。ボンベイサファイヤ濃いめですが、トニックウォーターの残りも缶ごと置いていってくれるので、薄めながらちびちび飲むのがおつ。その後お食事タイム。
到着前にアイスクリームのサービス。
バンコクに着いたらTransferの表示に従ってまっすぐ進むと、正面に乗継ぎの乗客用の入国審査があるので、そこを抜けて国内線のターミナルへ移動。今回の乗継ぎは40分ぐらしか時間がないのでどこにも寄らずにゲートへ直行します。プーケット行きのTG217もほぼ定刻で出発。途中サンドイッチと飲み物のサービスあり。
プーケットに着いて飛行機を降りると、ガラス張りの通路の途中から見える、機体越しに海に沈む夕陽がとってもキレイ。
入国審査はバンコクで済ませているのでスーツケースをピックアップして外に出るだけですが、最初にある回転台は国内線用なのでそこは素通りして、扉を出て左にある国際専用の回転台に進みます。
荷物を取って外に出ると現地ガイド達が名前を書いたボードを持って待っているので、自分の名前のボードを見つけてお迎えと合流となるわけですが、自分の名前が見当たらない。探してみると自分の名前のボードを持ったガイドは、ボードも掲げずに誰かとおしゃべり中。さっそくタイっぽい。
あのー、それ私なんですがーと声をかけてお迎えと合流。もう一組の家族連れとともに、いざパトンを目指します。
きれいに舗装された道を走って、パトンに着く頃にはすっかり夜。まずは家族連れをタラパトンで降ろしたら、我が家の今日の宿、パトンの南寄りにあるドゥアンジット(Duangjitt Resort & Spa)に。
ロビーのバーで誰かが世界の名曲「昴」を高らかに歌い上げるのを聞きながらチェックイン。ホテルには日本人スタッフがいるので、チェックインも簡単。そもそもグランドデラックス(デラックスプールビュー)を予約していたものの、オフシーズンで改装中のため部屋が用意できないのでジュニアスイートにアップグレードするとの事。まあアップグレードしてくれるのはいいんだけれど、部屋からの景色重視 でプールビューを選んでいたので、ちょっと心配。去年のカタビーチみたいな事もあるし。説明によれば部屋は一階だけれど、ベランダからプールも見えるとのことなので、とりあえず部屋へ。通された部屋はさすがに広くていい感じ。普通の部屋の二部屋分の広さ、ベランダも二つ(狭いけど)。ベッドもでっかいのが二つ。
車の窓から見上げる天気は曇り。まあ雨期だからこんなもんかと思っていたら、ポツポツとフロントガラスに雨粒があたりだして、しばらく降ったり止んだりを繰り返して、しまいには前が見えないほどの大雨に。プーケットは局地的に雨が降ったりするようなので、ビーチは晴れていることを祈るばかり。
そうこうしていると、気がつけば大渋滞。車がジリジリとしか進まない。最近のプーケットはこんなに渋滞するものなのかと思っていたら、トラックが歩道の街路樹に突っ込んでいるではないですか。事故渋滞だったのですね。やっとこれで流れるかと思ったら、今度は車3台の玉突き。結局2時間かかってカタビーチに到着。
水回りはなかなか機能的。洗面は二つで、トイレは別。バスタブと独立でシャワーブースもあり。 お湯の出は今イチ。
ウェルカムフルーツは庶民派な感じ。
その他、必要なものは一通り揃っていて、スリッパ、バスローブ完備。セーフティーボックスあり。冷蔵庫には少しだけミニバーなものが入っているけれど空きスペースも十分。ネットは部屋では有料だけれどもロビーへ行くと無料で使える。
さてと、一息ついたらさっそく夕飯に出掛けます。今日はシーフードを食べよう!と決めてホテルの建物を出るとき、正面にホテルのシーフードレストランを発見。一応、店先に新鮮そうなシーフードが一通り並べられていて、値段もリーズナブルなんですが、 他に客はいないし、シーフードの新鮮さよりもスタッフの元気の無さが気になったので、外で探す事にしてホテルを出ます。ドゥアンジットはホテルの敷地が広くて、外に出るだけでもひと散歩した気分。
ホテルを出ると正面はお土産屋さんやTATTOの店が並んでいます。右を見ると2件ほどレストランがあったので、まずはそちらをチェックしてみたものの今イチピンと来ないので、ソンロイピーロードに出て北へ進むも、ぐっと来るお店が無い。仕方が無いのでパトンメルリンを横切ってビーチ沿いの道を北上。ようやくプーケットっぽいシーフードレストランに遭遇。 この先もっと歩けばいろいろお店はあるけれど、もう歩き疲れました。
ROYAL PALMレストランは、敷き詰めた氷の上に置かれているシーフードを選んで、料理方法を決めるスタイルのお店。もちろんメニューを見て普通にアラカルトで注文もできます。
ロックロブスターが見当たらないので、ある?と聞いたら、氷の中から何匹か掘り出してくれました。全体的に小振りな感じですが、その中でも大きめのを選んで、料理方法をどうしようかと考えていたら、チーズ焼きがオススメよ!との事なのでそれを注文。ロックロ ブスターは120B/100g。
次に蟹。BLUE CRABをカレー炒めに。プーパッポンカレーってやつですな。蟹は85B/100g。そしてイカをガーリック&ペッパーで。85B/100g。
それだけ選んだら席へ。白とオレンジ色のきれいな内装のおしゃれなお店。
席に案内された後、メニューから空芯菜炒めを追加して、ビアチャン・ヤイとグラスを二つ注文。一応サラダバーも有るけれど種類は少ない。サラダの中にチャーハン的なものも有ったので食いしん坊でも安心です。
さてお料理の方、ロックロブスターは、ほぐした身をホワイトソースと和えてチーズを乗せて焼いたもの。いつものテルミドールと同じだな。チーズもホワイ トソースも美味しくて料理としてはすごくおいしいのだけれど、ロックロブスターの味をあんまり感じられないのがちょっと残念。
プーパッポンカリーはタイ料理の定番ですが、殻ごとの蟹を炒めたら食べるの大変じゃん、と思って今まで注文した事は無かったのですが、皆がそんなに美味いというなら一度ぐらいはとオーダーしてみました。まあ確かに美味しいですが、やっぱり手はべたべたです。一度食べて満足しました。
イカはぷりぷりで美味しい!ガーリック&ペッパーも意外とあっさり味で後を引く系の料理。ビールにバッチリ。空芯菜はもうちょっと辛くてもいい気もしますがなかなか美味しい。途中ビールをおかわりして、コミコミで1500B。満足! 帰りはビーチ沿いの通りを南に歩いて、オーシャンプラザの地下のBIG-ONEで買い出し。ここは12時まで営業してます。
部屋飲みのビールとスパイ、それとスナック類を購入。ついでにお土産用の歯磨き粉もまとめ買い。
ホテルに戻って部屋飲み。
さっきBIG ONEで見つけたスパイのモヒートを飲んでみましたが、
うん、おいしくない。
ビールと美味しくないモヒートを飲みつつ時計を見ればすでに深夜1時半。日本時間だと3時半じゃないですか。我が家にしてはずいぶんと宵っ張りな一日になってしまいました。