去年行ったマイトンが忘れられなくて、去年に引き続きマイトンリゾートに泊まりました。今回は相方のお母さんと三人の旅。
いつものごとく早起きして車で空港へ向かいます。毎度のことですが万一の渋滞に備えてちょっと早めに家を出るので、今日みたいに順調に成田着くと時間が余ってしまいます。
飛行機は定刻通り11時にバンコクに向けて出発!! バンコク経由で17時40分にはプーケットに到着。
空港ではマイトンホテルの車がお出迎えです。19時10分には港(Deep sea port)に到着、10分ほど待合室で待ってから船に乗り込みました。もうすっかり日が暮れて、夜の海は何も見えなくてちょっと怖いです。この船はいったい何を頼りに進んでいるんだろうか?このまま暗い海を永遠に走り続けるのではないか、という妄想に襲われます。船は猛スピードで走って、30分ぐらいして遠くに明かりが見えてきました。この日は風も強くて、船が上げる波しぶきをたっぷり浴びてマイトンに到着。夜8時にようやくチェックインです。部屋は去年と同じく海から二列目。移動の一日でちょっとお疲れ気味ですが8時半にはレストランに行って、ビールを飲み飲み定番のトムヤンクン、ヤムウンセン、クンパットポンカリー(プーパットポンカリーのエビバージョン)、最後に焼飯を食べて、しめて1533バーツ也。今日はみんなお疲れで、部屋に帰ってバタンキュー。
朝5時に目が覚める。いつも日本で7時起きなのでぴったり時差2時間分。普段は人間目覚ましと言われるほどに、目覚まし無しでもぴったり目が覚める自分がちょっとうらめしい。7時半頃までうだうだしつつ、その後朝食へ。ここの朝食好きです。8時半、ビーチに出てみたらビーチチェアは満員御礼状態。なんとか3人分確保していざ海へ。
相変わらず海も砂浜もキレイです。この時間の止まってしまったような海の景色を眺めて初めて、あぁ、今年も来たんだ..という実感が湧いてきてちょっと感動です。普段の生活とかけ離れたものすごい非日常感がたまりません。
しばらく海をぼーっと眺めていると、自分がだんだん非日常だったはずの景色に馴染んで行くのがわかります。
海に入ってみると腰ほどの深さでも魚達を一杯見ることができます。ビーチハウスでスノーケリングセットを借りて再度海へ。マイトンではスノーケリングセットやシーカヤックなど無料で借りられます。
今度はカヤックに乗ってちょっと沖の方へ。調子に乗ってぐんぐん漕いで行くとあっという間に深~いところまで。海は深いものの強い日差しのせいか海の中が良く見えるので、自分のカヌーが宙に浮いているみたいで変な感じです。なんかお尻がムズムズする感じ。ちょっと心細くなったので早々に引き揚げました。
10時過ぎ、日帰り旅行の御一行様が到着。日本人も結構いるみたい。自分たちはすでにスノーケリングやらカヤックやら一通り遊んだ後なので、ビーチで戯れる日帰り客達を眺めつつビーチチェアでまったり。
プールバーで昼食(617バーツ)の後はプールでだらだら。
朝から目一杯遊んだので今日は早めに部屋に戻って、クーラーの効いた部屋でちょっと一休み。
6時からはロビーのウェルカムパーティーへ。パーティーと言っても簡単なおつまみにシャンパンが振る舞われて、オプションツアーの説明(勧誘)をされるというものなんですが、別にしつこくされるわけではないのでシャンパンだけいただいてきました。シャンパン飲んだらお腹が減ったので夕食は昨日と同じくサラタイへ。外の席を取ったけど、中の席は中国系の団体でてんやわんやの様子。ヤムヌア、グリーンカレー、野菜炒めと大量のビールで1500バーツぐらい。
今日も早く目覚めるものの、頑張って二度寝してなんとか6時に起床。それでも早いか。みんなまだ寝ているので一人でベランダのチェアでまどろむ。7時過ぎ早い朝食をとって....と、ここからは昨日と同じくノンビリするだけの一日なので割愛。そうそう、日本から持ってきていた日焼け止めがあっという間に無くなって、ホテルで買おうと思ったら、なんと480バーツもするではないですか。高ッ!
夕食は今日もサラタイ。他にも和食、洋食、BBQなどレストランはあるんですが、結局ここに来てしまいます。今日のヒットは「ほうれん草と焼きバナナのカレー」..ってたぶんタイ料理じゃないと思うけどとってもおいしかったです。
さて、今日は移動日。マイトンともお別れです。去年は午後の船だったのですが、それだとその後の時間が中途半端なので10時半の船にしてもらいました。9時半にはチェックアウトしてマイトンに別れを告げて、タイには珍しく10分早い10時20分には出発です。
11時に港(Deep sea port)に到着。旅行会社で手配した車に乗り込んで、今日からの宿、パトンのバーンスコタイホテルへ。パトンの老舗ホテルということで、ある程度覚悟はしていたものの建物の老朽化が激しくてちょっと不安になる佇まいです。
今回泊まる部屋は、水上コテージをイメージしたとなっていて、一応部屋の周りに水が張り巡らせてあって、水上感を演出しているようですが、水がどんより茶色いくて、リゾート感と言うより蚊が多そうで心配です。
チェックインしてまずはホテルの日本食レストラン「みこ」で昼食をとりながら作戦会議です。
かつ丼ととんかつ弁当を注文。ひさびさの日本食、期待はしてなかったけど結構おいしかったです。
作戦会議の結果、午後はプーケットセラミックというオリジナルの陶器を製造販売しているところに行くことに。トゥクトゥクで往復400バーツ。
お店は小さい看板が出ているだけで、え?こんなところ?という感じですが、トゥクトゥクのドライバーがすぐわかったところを見るとそれなりに有名みたいです。お店は小さいですがそれとは別に倉庫みたいなところに皿やら調味料入れやら、いろんなものがあります。いろいろと買いたいところですが、飛行機で持って帰るのが大変なので、ほんの数枚のお皿と小鉢だけ買うことにしました。カード使えます。
トゥクトゥクでホテルに戻ってホテルで一休み。短いスコールの後、夕食を食べに街に出かけます。今日はビーチ沿いのレストラン、バイトンシーフードへ。
まずはカゴを持ったスタッフと、店先に並べられた食材を選んで調理方法を決めます。ロブスターは半分塩焼き、半分バター味で注文。最初は半分ずつはできないって言われたけど、お願いしたらOKしてくれました。その他、イカのカレー炒め、魚の切り身(なんの魚かは不明)、空芯菜などを注文。バイトンはパトンではお気に入りのレストランで、ここに来ると「リゾートに来たなぁ」と実感します。ゆったり優しいポップスの生演奏なんかもあってすごく気持ちいいです。もちろん料理の味もグー!
食後は露店でTシャツを買ったりしつつぶらぶら。だいたい向こうの言い値の1/10ぐらいが目標です(といかそれくらい吹っ掛けてきます)。この日はTシャツ1枚200円ぐらいでした。
バングラ通りで写真をせがむオカマちゃんをかわしつつ、ホテルに帰りました。
明日は早朝にはチェックアウトして帰国しなければならないので、実質今日が最終日です。海はマイトンで十分堪能したので、今日は街を楽しむことにしてタウンに行くことに。
旅行会社が運行している無料の巡回バスでタウンに行って、噴水広場、ショッピングセンター、時計台、ロビンソンデパートを歩いて制覇。ショッピングセンターではワコールのブラ350バーツでゲット。
その後トゥクトゥクをひろって今度はLotusへ。Lotusはでっかい郊外型のスーパー鹿児島にあるニシムタみたいな感じ?(って誰もわかんないよね)
あんまりぱっとするものも無いので待たせていたトゥクトゥクでパトンに帰る事に。途中、ドライバーの点数稼ぎに高級お土産屋に連れていかれるものの、宝石もブランド品も全然興味がないので速攻で切り上げてパトンに帰る。
お土産用にいつも買って帰るトムヤムペーストを買い忘れたのでオーシャンデパートの地下のBIG ONEに行ってみたものの売り切れでショック!かわりに(かわりではないか)タイ人用の日本語ガイドブックを購入。一冊50バーツ。で、これがめちゃおもしろい。日本語間違いだらけ。ゆかいな仲間へのお土産にオススメです。
ホテルに帰って一休みしたらもう夕方です。さて今日は最後のディナーってことでNo.4へ。以前は郵便局の通りの奥にありましたが、今はバングラ通りの路地の奥です。トムヤンクンやらパイナップルの器に入ったチャーハンとか、定番メニューを注文。うまいです。
食後は屋台街や露店をブラブラしてホテルの向かい側まで戻ってきたら、何やら激しい呼び込みが。見てみると最近できたムエタイショーを見せるベガスという店で、ちょうどこれからショーが始まるところだというので入ってみることに。料金は飲み物代だけでチャージとか席料はありません。
本物を見たことないのでわかりませんが、ショーとはいえなかなかの迫力でした。そしてムエタイの後にはなぜかコブラショー。ショーの後、ムエタイの選手や蛇男が客席に降りてきて一緒に写真を撮ったりできます。その場合は要チップです。
というわけで、最後の夜も更けてゆき、明日は帰国です
今回は2度目のマイトンでしたが、相変わらずマイトンはいいですね。マイトンにいる間は普段の暮らしがウソのようで、長~い夢を見ているような感覚です。バーンスコタイも悪いホテルではありませんが、夜遊びしない自分としてはパトンメルリンとかのほうが南国リゾートっぽくて好きです。