この旅行は、後に毎年プーケットに通うことになるきっかけとなった旅行です。
4月のとあるゴールデンウィーク直前の日、会社の友人が「ゴールデンウィークに格安でプーケットに行くツアーがあるけど、どう思う?」とのこと。わが家は1992年に新婚旅行でプーケットに行ったことがあって、それでプーケットがどんなところかを聞かれたわけなんですが、新婚旅行の時は「遺跡が見たい」「ビーチに行きたい」という両方を満たすためにアユタヤ遺跡とプーケットに行くツアーでタイを旅したものの、プーケットにはダイヤモンドクリフに2泊しただけだし、ずっとホテルにいてパトンの街にも行かなかったのであんまりよくわかりません。その頃はダイヤモンドクリフの周りで歩いて行けるようなところには何にも無かったし。でも、滞在中に行ったホテルのプライベートビーチはとっても良かったのと食べ物がおいしかったことは良く覚えています。結局、ゴールデンウィークになんの予定も無いし、そのツアーが思いのほか格安だったので友人夫婦と一緒に5年ぶりのプーケット旅行となりました。
宿はパトンのパトンメルリンホテル。パトンビーチの南の端なので、バングラ通りまでは少し歩きますが、周りにレストランやお店がいっぱいあるので不自由は無いです。まあまあ年季は入っていますが老舗のリゾートホテルと言う感じで居心地は良好。でも蚊が多い。
シーカヤックツアー行ってきました。日本の会社でオプションツアーを頼むと高くつくと聞いたので、事前に日本から現地の旅行会社にEメールで予約して行きました。
シーカヤック、楽しいです。陽気なお兄さんが一人、漕ぎ手として一緒に乗って盛り上げてくれます。途中、岩で囲まれた沼みたいなところでムツゴロウをみたり、スノーケリングしたり、カヌーだけでなくていろいろ楽しめました。
私たちのカヤックはの漕ぎ手はサニーさん。とっても愉快な人でした。男は「カップ」、女は「カー」。ニューハーフは「ハー」って言うんだよって教えてくれました。
象に乗りました。トゥクトゥクの運転手さんに「象に乗りたい」って言って連れて行ってもらったんですが、現地で値段交渉までしてくれて、ちょっと値切ってくれたりして。
象の背中にはしっかり鞍が付いているので落ちることは無いですが、結構揺れるので意外とスリル満点です。前の日にパトンで買った麦わら帽子が、象乗りのおじさんとおそろい!
このトゥクトゥクの運転手さんにはこの日一日つき合ってもらって、お昼のレストランとかランヒルとかいろいろ連れて行ってもらいました。当初の予定より大幅にいろいろ回ってもらったので、最後にお金を払う時に「いくら払えばいい?」と聞いたんですが「いくらでもいいよ!」との事。
ソムチャイ、いいやつです。
オーシャンプラザでお買い物。パトンメルリンの隣にはオーシャンプラザと言うショッピングセンターがあって、地下には食料品売り場があります。こういうところでトムヤムペーストとかグリーンカレーの素とか買うのが楽しい。
ビーチロードの路地、ソイ・ポストオフィスにあるイタリアンです。この頃はオープンエアの小さなお店でしたが、2023年にはビーチロード沿いに大型店舗を構えるまでになっていました。
パトンメルリンの屋外レストランのステージでは日替わりでショーをやっています。この日はニューハーフショー。この手のショーにはつきものかと思いますが、三枚目役がステージから降りてきて...目を合わさないようにしていたのですが、なぜかこういうのに捕まってしまうんです、私。
せっかくなのでシーフードもいただきます。量り売りです。選んだものを好みの味付けで調理してくれます。
トムヤムクンって、昔は必ずこの器で出てきたと思うのですが、最近めっきり見かけなくなりましたね。
滞在中はカタに行ったりカロンに行ったり、象に乗ったりシーカヤックに乗ったり、忙しい毎日でした。でも最終日はホテルのプールで一日ノンビリもできて充実した旅となりました。そしてすっかりプーケットの虜になってしまいました。